シリコンを使って型を作ることで、粘土やレジンで複製物が簡単に作れるようになります。液状のシリコンとパテ状のシリコンを用途に応じて使い分けます。
ウェーブ・シリコーンゴム
液状の主剤と硬化剤を混合し、注型することでシリコン製の型を作ります。硬化時間は6~12時間。混合比は100:1、硬化剤は40滴で1gに相当します(シリコン10gにつき硬化剤4滴を加えればOK)
両面取りという原型の全面を型取りする方法で、グラスなどの立体物を作ることができます。
ブルーミックス
パテ状の型取り用シリコン材です。白色の基材と青色の触媒を1:1で練り合わせ、原型に押し当てて型を作ります。
練り合わせを開始してから1分45秒で硬化が始まり、約30分で取り外しが可能です。
粘土のように扱えるので初心者でも簡単に作業できます。
型取くん
ポリエチレン樹脂でできた型取り材です。熱湯につけて柔らかくし、原型に押し当てて型を作ります。冷めると硬化し、温めると軟化するため繰り返し使用できます。
透明な樹脂なのでUVレジンにも使用可能です。